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        フェルマーの最終定理  | 
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| 著者:サイモン・シン | ||||||
| 翻訳:青木薫 | ||||||
| 新潮文庫 | ||||||
| 解説:なし(訳者あとがき) | ||||||
| 定価:781円+税 | ||||||
| ISBN4-10-215971-1 | 
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| これで終わりにしたいと思います | ||||||
|  1993年6月23日ケンブリッジ大学での講演会。アンドリュー・ワイルズはこう言ってしめくくった。ここに17世紀にフランスのひとりのアマチュア数学者が残した数学界の難問「フェルマーの最終定理」が証明された。しかし実際にそれが論文として発表されるのは翌年1994年10月。それまでに欠陥が見つかり、再び苦闘が続く。 数学界という一般のひとにはなじみのない世界の出来事を実にわかりやすく、そして誰でも楽しめるようにドラマチックに描いてある。 数学ということに興味の全くないひとでも十分に楽しませてくれる。そして数学という純粋な学問の世界をのぞかせてくれる楽しい本。最後まで一期に読ませてくれる。  | 
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| <目次> | ||||||
第T章 「ここで終わりにしたいと思います」 第U章 謎をかける人 第V章 数学の恥 第W章 抽象のなかへ 第X章 背理法 第Y章 秘密の計算 第Z章 小さな問題点 第[章 数学の大統一  | 
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| <冒頭> | ||||||
|  はじめに フェルマーの最終定理をめぐる物語は、数学の歴史と分かち難くからみ合い、数論の 主要なテーマはすべてこれにかかわっている。この物語は、数学を前進させるものは何 かという問題、そして、数学者を奮い立たせるものは何かという、おそらくはいっそう 重要な問題に対して比類のない洞察を与えてくれる。数学界の偉大な英雄たちを一人残 らず巻き込んで展開する、勇気、不正、ずるさ、そして悲しみに彩られた魅力あふれる 冒険物語ーその中心にあるのが、フェルマーの最終定理なのである。  | 
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| <出版社のコピー> | ||||||
| 『博士の愛した数式』副読本 数学者たちが 生涯を賭けて求めたのは、 たった一行の心理だった  | 
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| <おすすめ度> | ||||||
| ☆☆☆☆★ | ||||||