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■大江健三郎略年譜

     往復書簡 暴力に逆らって書く
朝日新聞社
定価:700円(税別)
頁数:385頁
ISBN4-02-264372-2
装丁:菊地信義 初出:1995年から2002年 朝日新聞夕刊掲載
世界の知識人11人との書簡集
 
現代を代表する世界的な知識人との公開を目的とした往復書簡集
そうそうたるひととの書簡による対話がわかりやすく、現代を見つめる大江の真摯な姿が良く見える。

大江この本をあとがきの中で次のように書いている。
”この本は、私の生涯において(もう、七十代ですから、明確にそう言い切れますが)エッセイ、評論に関するかぎりもっとも大切な一冊です”
 
 ・ギュンター・グラス       ドイツの作家 1999年ノーベル文学賞受賞
 ・ナディン・ボーディマ      南アフリカの作家 1991年ノーベル文学賞受賞
 ・アモス・オズ           イスラエルの作家
 ・マリオ・バルガス=リョサ   ペルーの作家
 ・スーザン・ソンタグ       アメリカの小説家
 ・テツオ・ナジタ          アメリカの日本研究者
 ・鄭義(チョン・イー)       中国人亡命作家 アメリカ在住
 ・アマルティア・セン       インドの経済学者 1998年ノーベル経済学賞受賞
 ・ノーム・チョムスキー     アメリカの言語学者
 ・エドワード・W/サイード    アメリカ人思想家
 ・ジョナサン・シェル       アメリカの反核運動家

朝日新聞の由里幸子氏の紹介が明快で、参考になる。
<冒頭>
<ギュンター・グラスとの往復書簡>

 大江健三郎様
 あなたも私同様あらゆる方面からアンケート攻めに遭っているのではないでしょうか、つまり、五
十年前、まず最初にドイツにとって、次に日本にとって、第二次世界大戦が無条件降伏という形で終
わりを告げたあの日々のことを、短い言葉で、あるいは比較的長い文章で思い起こしてほしい、とい
うアンケートです。アクチュアルな問題に対して、このような形で機械的に反応することは、私の気
持ちになじみませんので、あなたに手紙をかくわけです。

<出版社のコピー>
 戦争やテロという暴力の連鎖にどのように立ち向かうのか。1995年から現在まで、激動する世紀のかわり目のなかで、日本のノーベル賞作家と世界の11人が交わした往復エッセイ。子どもたちの教育と他者への想像力に希望を見い出す深い思索の軌跡。
<おすすめ度>
  ☆☆☆☆
  
                               単行本表紙  定価:1900円(税別)  頁数:307頁 SBN4-02-257837-8
 
                                 単行本帯
 
                 文庫本帯
 
 

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