2005年 1月号back

 朝、いつもの年と同じように初日の出が見えるかと海の方に走っていった。東の日の出るところには雲があり、残念ながら初日の出は見られなかった。他には雲も無く晴天で、そのうち雲の向こうに日が昇り始めると、ねずみ色の雲が白くなり、次に金色に輝き始めた。

 

 今日一日は穏やかな晴天、昨日の残り雪が融けて、風を冷たくしている。身が引き締まりながら、気持ちのいい晴れた空の元旦だった。

 

 今年の1本目は「アンナとロッテ」、運命と歴史に引き裂かれる双子の物語。一生かけて誤解が解けたとはいえ、ナチスの傷跡が双子の姉妹でさえ50年近くを離別させてしまう厳しい話でした。

 

 初日の出のジョギングとともにこの時期の恒例が、12/31に決めるその年の映画ベストテン、もちろん神谷個人の。2004年のベストテンは次のようになりました。


 

2004年 年間ベストテン



<日本映画>              
    1.理由            
    2.誰も知らない        
    3.血と骨           
    4.花とアリス         
    5.深呼吸の必要        
    6.69(シックスティ・ナイン) 
    7.きょうのできごと       
    8.父と暮せば          
    9.ワンモアタイム        
   10.隠し剣 鬼の爪       
   次点.ニワトリははだしだ    

 

<外国映画>
    1.殺人の追憶
    2.ミスティック・リバー
    3.父、帰る
    4.オールドボーイ
    5.シービスケット
    6.珈琲時光
    7.モーターサイクルダイアリーズ
    8.ロードオブザリング 王の帰還
    9.ワイルドレンジ
   10.スクール・オブ・ロック
   次点.フォッグ・オブ・ウォー  

 

 今年は時間の余裕もあり、年間では189本の映画を見ました。自己記録を大幅に更新です。日本映画が特に充実した年でした。
 見た本数にもよりますが、いつもは10本を満たすのがきついのですが、今年は反対に削るのが難しく、「ハウル・・」も落としてしまいました。
 ここ数年アニメーションでもっていた日本映画には珍しく、アニメーションが1本も入りませんでした。作品的なバラエティも素晴らしく、今の日本を知るのに自信を持って映画をお勧めできます。

 

 外国映画では韓国の力が目立ちました。TVだけではありません。
 朝鮮戦争(或いは南北対立)を題材にした作品群もあり、剛速球のドラマに惹かれがちですが、「殺人の追憶」と「オールドボーイ」はむしろクールなドラマ作りで、すごく洗練された作品です。
 外国映画は中級作品が充実していました。見て損しないという作品はこの他にもたくさんありました。

 

 少しでも映画選択の助けにでもなればと思います。


                         - 神谷二三夫 -


感想はこちらへ 

back                                                                         

copyright