2022年 1月号back

 

コロナ禍の2年目が終わろうとしている。
人と自由に会うことができず、
ひとりで過ごす時間が長かった割には、
早く過ぎた1年だったという印象。
締めくくりは映画館で!

 

 

 

今月の映画

 

11/26~12/25のオミクロン株が現れた30日間に出会った作品は41本、珍しくも今月は旧作がゼロという結果、邦/洋画本数は12/29となりました。
充実した新作が多くなりました。



<日本映画>

   12本(新12本+旧0本)

【新作】
愛のまなざしを 
土竜の唄 ファイナル 
水俣曼荼羅 
フラ・フラダンス 
私は白鳥 
アイの歌声を聴かせて 
CHAIN/チェイン 
あなたの番です 劇場版 
偶然と想像 
彼女の好きなものは
街は誰のもの 
私はいったい,何と闘っているのか?

 

 

<外国映画>

   29本(新29本+旧0本)

【新作】
ディア・エヴァン・ハンセン
  (Dear Evan Hansen) 
ザ・レッド・チャペル
  (Det Rode Kapel / The Red Chapel) 
我が心の香港 映画監督アン・ホイ
  (好好拍電影 / Keep Rolling) 
ダ・ヴィンチは誰に微笑む
  (The Savior for Sale) 
ミラベルと魔法だらけの家
  (Encanto) 
パーフェクト・ケア
  (I Care A Lot) 
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
  (Venom: Let There Be Carnage) 
ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド
  (Shoplifters of The World) 
茲山魚譜―チャサンオボ-
  (茲山魚譜 / The Book of Fish) 
クナシリ
  (Kounachir) 
Hand of God

  (E Stata La Mano Di Dio / The Hand of God) 
悪なき殺人
  (Seules Les Betes / Only The Animals) 
ダーク&ウィケッド
  (The Dark and The Wicked)
ラストナイト・イン・ソーホー
  (Last Night in Soho) 
ドント・ルック・アップ
  (Don’t Look Up) 
東洋の魔女
  (LesSorcieres de L’Orient

  / The Whiches of The Orient) 
ジャネット
  (Jeannette, L’Enfance de Jeanne D’Arc

  / Jeannette, The Childfod of Joan od Arc) 
ジャンヌ
  (Jeanne / Joan of Arc) 
ローラとふたりの兄
  (Lola et Ses Freres / Lola & Her Brothers)
GUNDA/グンダ
  (Gunda) 
リトル・ガール
  (Petite Fille / Little Girl)
ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
  (Dark Waters) 
BELUSHIベルーシ
  (Belushi) 
マトリックス レザレクションズ
  (The Matrix Resurrections) 
ユダヤ人の私
  (A Jewish Life) 
雨とあなたの物語
  ( Waiting for Rain) 
ボス・ベイビー ファミリー・ミッション
  (The Boss Baby: Family Business) 
レイジング・ファイア
  (怒火・重案 / Raging Fire)

 

【試写】
キングスマン:ファースト・エージェント
  (The King’s Man)(12/24に封切り済)

 

 

 

Ⅰ 今月のベストスリー

  (新作だけを対象にしています)

 

①-1 水俣曼荼羅
上映時間372分、3部に分かれていて各部の間に20分の休憩が入るため、拘束は約7時間となる。3900円という入場料を取ってでも、1本の映画として見せたかった原一男監督の気持ちは分かる。それくらいの分厚い内容を持った作品だった。

 

①-2 GUNDA/グンダ
グンダは母ブタの名前、彼女と10匹程の子豚たち、さらにニワトリや牛たちをとらえたドキュメンタリーは、ロシア出身で、今はベルリンをベースに活躍するヴィクトル・コサコフスキー監督によって作られた。ナレーションも音楽もない白黒画面の93分は、その美しさで見る人を魅了する。これほど動物たちの意思、息吹を感じられる映像は今までなかった。エグゼクティブ・プロデューサーはホアキン・フェニックスだ。

 

②-1 ジャネット/ジャンヌ
15世紀、フランスのために戦った聖女ジャンヌ・ダークは何度も映画化されている。第2次大戦以降で7度目の映画化が、フランスのブリュノ・デュモン監督によって行われた。しかも、幼年時代を描く「ジャネット」と、イングランドとの闘いから処刑に至るまでの「ジャンヌ」という2部作にて作られた。「ジャネット」はほぼミュージカル、原作としてシャルル・ペギーの「ジャンヌ・ダルク」(1897年)、「ジャンヌ・ダルクの愛の秘義」(1910年)を使用、詩人でもあったペギーの韻律あるテキストに合わせ歌い、踊るのである。正面からとらえた動きの少ない画面にもかかわらず、不思議な躍動感を感じさせ、Igorrr作曲の音楽が聖女の幼年期を彩る。

 

②-2 偶然と想像
濱口竜介監督の新作は3話からなる映画、いわば短編集だ。それぞれ40分ほどの長さの中にきちんと重みのある話を手際よく収めている。味わい深い。「魔法」は3角関係の中にそれぞれの思いが伝わる。「扉は開けたままで」は偶然の失策がその後の人の運命に大きく影響する。「もう一度」は赤の他人が友人になっていく勘違いを短編とは思えない丁寧さで描いている。

 

③ ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
これが1998年から始まる話で、実話からの映画化であることに驚く。水俣の教訓は世界に届いていなかったのか?ということで。さらに、1802年創業のアメリカの巨大会社デュポンの名前を出して告発している事にも驚く。日本でこうしたことができるだろうか?といことで。この映画の製作に動いたのは主演者マーク・ラファーロで、製作者に名を連ね、熱演も見せてくれる。

 

 

 

楽しめる他の作品を映画館でどうぞ!(上映が終了しているものもあります。)


ディア・エヴァン・ハンセン:ブロードウェーミュージカルからの映画化。驚くのはその内容だ。SNS全盛の現代を取り上げる。いわば現代の孤独を描いたミュージカル。どんどん個人の内面に沈み込んでいく。明るい一方だったかつての学園ミュージカルと比べると、時代が見えてくる?

 

愛のまなざしを:精神科医のところに患者としてやってきた女性、徐々に先生(男性)を誘惑しているようでもあり…。万田邦敏監督は、濱口竜介監督との対談で、”僕の映画の台詞は、日常生活からかけ離れた不自然なものです。”と述べているが、確かに、特に精神科医に扮する仲村トオルの固い台詞回しは不自然と言えば不自然だ。

 

我が心の香港 映画監督アン・ホイ:香港を支配しようとする中国の力がどんどん増している。親中派でないと立候補さえ難しいという選挙になっている香港が心配だ。この映画でアン・ホイは香港映画界の中で心置きなく発言し、後輩の映画人を育てようとしていることが分かる。それが不可能にならないように祈るばかりだ。

 

ダ・ヴィンチは誰に微笑む:ダ・ヴィンチの最後の絵画と言われる「サルヴァトール・ムンディ」をご存知だろうか?その微妙な表情から男性版モナ・リザと言われるこの絵画が、510億円という史上最高額で落札されたことを巡る謎を描くドキュメンタリー。

 

キングスマン:ファースト・エージェント:キングスマンシリーズの三作目は、スパイ組織ができるまでの前史を描く。アクションに加えて家族愛が描かれ、お勧め、楽しめます。この作品についてはUK Walkerにかなり書いています。ご参照ください。
https://ukwalker.jp

 

パーフェクト・ケア:法定後見制度を悪用し、人々の財産を根こそぎ奪ってしまうというお話。提携病院から紹介された獲物は、しかしその後ろに黒い組織が…。悪徳後見人を演じるのはロザムンド・パイク、あの「ゴーン・ガール」でも怖い悪女を演じていた。今回もつい見入ってしまう悪女を好演。更にダイアン・ウィーストの裏に何かある人物も凄い。

 

私は白鳥:富山に住むプロパンガスの店を一人で営む50代の男性は、暫く前から近くの湖に毎年やってくる白鳥を観察するようになる。ある時、羽の折れた白鳥を見つける。このままではシベリアに帰ることはできない。この鳥が無事に夏を越せるために餌まき等、様々に行動するおじさんと白鳥を追ったドキュメンタリー。“私は白鳥”とおじさんは言う。

 

茲山魚譜―チャサンオボ-:映画題名は19世紀に韓国で書かれた海洋生物学書の書名だ。この書物に書かれた史実に基づいて作られた映画は、19世紀初頭、朝鮮でカトリック教徒が迫害を受けた時、熱心な信者であった海洋学者・丁若銓(チョン・ヤクチョン)が黒山島に配流された事実を描く。彼はその島の若い漁夫・昌大(チャンデ)に学問を教え、代わりに魚についての知識を教えてもらい、書き残していくのだ。

 

クナシリ:国後ではなくクナシリの題名があらわす通り、クナシリの現状を伝えるドキュメンタリーは日本製ではなく、今はフランスに住むロシア人監督によって作られた。何人かのロシア人住民にインタビューしていて、興味深い。

 

悪なき殺人:宣伝文句の中に“偶然の連鎖翻弄される運命”という言葉があったが、正に運命は巡るといった人間関係、それに付随する事件が描かれる。遠く離れた場所での事件・人が関係する物語は原作があり、うまく映画化したのはフランスのドミニク・モル監督。

 

ローラとふたりの兄:変わり者で頼りにならない兄二人を母親代わりのように心配する妹、3人は毎月両親の墓石前に集まり…というフランスからやってきたコメディ。普通に生活する人間、細かく見るとちょっと奇妙で面白いと言った優しい喜劇が心地よい。

 

リトル・ガール:フランスからやってきたドキュメンタリーは7歳のトランスジェンダーを取り上げている。2才を過ぎたあたりから自分は女の子であると訴えるようになったサシャは、学校にスカートを履いていけず、バレエ教室では男の子の衣装を着せられる。両親共々、自分の希望通りに生活できるよう努力する様子を描いたのは、セバスチャン・リフシッツ監督。

 

BELUSHI ベルーシ:1949年1月24日生まれと言うから、私とは11日間違いの同世代人だったジョン・ベルーシ、日本で見ていると突然現れ、あっという間に亡くなってしまった印象のコメディアン。デブなのに身軽、悪ぶっているのに繊細と相反する要素が面白かった。ダン・エイクロイドが彼想定で「ゴーストバスターズ」の脚本を書いている時に逝ってしまった。インパクトの強さが今も続く。

 

彼女が好きなものは:2019年にNHKで「腐女子、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化されたという。原作は浅原ナオトの小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」。共に話題になったらしい。映画化された作品を見ると、表面的に騒がれがちな設定に反し、ものすごく真面目な内容だった。最後まで正直に生きることを全うする主人公だ。

 

レイジング・ファイア:ドニー・イェンの新作というべきか、ベニー・チャン監督の遺作というべきか。いずれにしても香港アクション映画が更に進化した作品として結実した。警察官仲間から対立する関係になる作劇、突き進む激しいアクションなど香港アクションの神髄を見せてくれる。

 

 

 

 


Ⅱ 今月の懐かしい人

 

ティム・ロビンス
デュポンの公害垂れ流しを告発する「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」で主人公の弁護士ロブ・ビロット(マーク・ラファーロ)の上司トム・タープを演じていたのはティム・ロビンス、「さよならゲーム」「ショーシャンクの空に」等に主演していた195㎝の長身男優。「ミスティック・リバー」ではアカデミー助演男優賞を受賞している。
「さよならゲーム」で共演したスーザン・サランドンとのパートナー関係が有名だったのだが、2009年に23年続いた関係を解消していたと今回初めて知った。有名なリベラルカップルだったので残念。童顔で若いという印象だった彼も現在63歳、流石に頭に白いものが目立つようになっていた。

 

 

 

 

 

Ⅲ 今月のつぶやき

 

●普通“だらけ”という言葉は悪いイメージだよなと思った「ミラベルと魔法だらけの家」の日本題名。普通であれば“魔法にあふれた”とか“魔法ずくめの”とするのでは?今の題名であれば魔法は悪いものと言っているのに等しくはないかと思って調べると、“だらけ”は必ずしも悪い意味は含まず、ただ多いという意味のあることは分かった。その一方、名詞に付く場合は多くは好ましくないものに付いているともある。やはり、題名にはふさわしくないのでは?

 

●水俣病が公認されたのは1956年という。半世紀以上も前から苦しんでいる人がいて、今なお苦しんでいる状況があり、しかも水俣病自体が間違って認識されているのではないかと投げかける「水俣曼荼羅」には衝撃を受けた。日本は、特にお役所はなかなか素直に間違いを認めないところがあるので、大丈夫だろうか。どんなことにも間違いは起こりえるが、それにきちんと向き合い正しい方向に舵を切ること、そこから学んでいくことは非常に重要だと思うのだが。

 

●ロザムンド・パイクがぐいぐい引っ張っていく「パーフェクト・ケア」は、今回調べていて初めて知ったのだが、12月3日に劇場公開と配信が同時に行われていた。日本での配給会社はKADOKAWA。劇場は3週間限定、配信期間は5週間となっている。配信にはほぼ興味がないので知らなかったが、これにはちょっと驚いた。Netflix的劇場公開だった訳だ。

 

●先月号の続き:国際化で紹介した「東洋の魔女」をやっと見ることができた。旧ニチボー貝塚のメンバーたちの現在の姿が見られたのは懐かしくて良かったが、これをフランス人が作った意味はよく分からない、懐かしいという意識はないだろうから。1970~80年代、フランスのテレビには日本のアニメが沢山放映されていた。その中に「アタックNo.1」があったことは間違いない。監督もそれに熱中していたのだろう。バレーボールをプレイする映像は当然ながら昔のもの。今回の東京五輪では予選ラウンドで敗退した日本チーム、日本での人気も落ち込み、この映画の初日の成績も振るわなかった(と思う)。フランスの男子チームは今回金メダルに初めて輝いた。今フランスではバレーボールが人気なのだろうか?

 

●劇場版と付くからにはテレビドラマからの映画化だなと分かる「あなたの番です 劇場版」にはちょっと驚いた。あまりに飛んだ設定だったので。マンションの住民と一緒(招待したのか、会費制かは分からないが)に、入居2年後にクルーズ船での結婚パーティという基本設定にはついていけなかった。番組ファンには楽しめたのだろう。

 

●「ゲッベルスと私」に続くホロコースト証言シリーズの第2弾「ユダヤ人の私」は106歳のユダヤ人マルコ・ファインゴルトの証言が進むが、そのゆっくり度で眠くなってしまう。

 

●あまりに速い展開に驚いた「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」。こんなに速くて子供たちは付いていけるのか?要らぬ心配と言われそうだが。

 

 

 

 

 



今月のトピックス:決算報告   

 

Ⅰ 決算報告

 

映画館の休館があった昨年と違い、今年は映画館自体が閉められることはなかったが、営業時間の短縮や座席定員減などが行われ、通常営業ができない期間があった。しかし、外出自粛のため観客数自体は伸びずという結果になった。そんな1年だったが、私自身の映画館通いはそれほど影響されず、ある程度の実績(本数)になった。ただ、洋画の大作を中心に公開延期されることが多く、映画作品不足と感じる時期もあった。
いつものように集計した今年のデータは次のようになった。括弧内は昨年の数字。

 

 

期間: 2020/12/26 ~ 2021/12/25
支出額: 471,820円 (383,038円)
映画本数: 491本 (433本)
1本当たり金額: 961円 (885円)

 

 

全体の本数は昨年より58本増の491本、残念ながら500本には到達しなかった。
1本当たりの金額は昨年より大幅にアップして76円高の961円となった。2年前は904円だったので、そこからも57円のアップである。
昨年は旧作の内、国立映画アーカイブで見た本数も多く、それが1本420円という安さだったことも大きい。2年前まではTOHOシネマズが6000マイルで1か月フリーパスという制度があり、その年はこのフリーパスを2回も利用したので、安くもなっていた。ということで、今年は通常の料金体制になって、当然ながら高くなったのだろう。

 

 

 

 

Ⅱ ドキュメンタリー


最近はドキュメンタリー映画を観ることが多くなった。今月の新作41本の内、次の10本がドキュメンタリーだった。約1/4がドキュメンタリーとなる。特に外国映画の本数が多くなった。


<日本映画>水俣曼荼羅 私は白鳥、街は誰のもの


<外国映画>ザ・レッド・チャペル、我が心の香港 映画監督アン・ホイ、ダ・ヴィンチは誰に微笑む、クナシリ、東洋の魔女、GUNDA/グンダ、リトル・ガール

 

昔は記録映画とも呼ばれたドキュメンタリーは、長い間普通の映画館で上映されることはほぼなかった。教育映画の中に組み込まれていることも多く、学校や教育施設で上映され、さらにPR映画の一環として作られることも多く、企業宣伝に使われてきた。
ドキュメンタリーが一般の映画館で上映されるようになったきっかけは、1987年に公開された「ゆきゆきて、神軍」だと言われる。それ以来徐々に映画館での上映が広がり、今ではこの見せよう会通信でもドキュメンタリーが取り上げられない月はないと言える程だ。
フィクションである劇映画とは違い、ドキュメンタリーは事実の描写であると考えられている場合が多い。確かに映された画像には実際に起こったことが写されている。しかし、映像作品を制作する過程で、多くの事実(画像)の中から選んでいることで作者の意図が含まれることになる。つまり、ドキュメンタリーもフィクションに近いということができる。
最近は、一見フィクションのように見えるドキュメンタリーも増えている。2号前に紹介した「コレクティブ 国家の嘘」や今月号の「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」等は言われなければフィクションと間違えられても不思議はない。
”事実に基づく物語”と表示される劇映画も数多く作られている。今月紹介した「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」もその1本だが、デュポンという企業名から登場人物の名前まで実際のものが使われている。
こうしてドキュメンタリーとフィクションは限りなく接近していると言える。
さらにドキュメンタリーはその幅をどんどん広げつつあり、今月見た作品も次のように分類できそうだ。


社会問題: 水俣曼荼羅 
記録: 私は白鳥、クナシリ
現代社会: 街は誰のもの、ダ・ヴィンチは誰に微笑む
喜劇: ザ・レッド・チャペル
人物: 我が心の香港 映画監督アン・ホイ
歴史: 東洋の魔女
芸術: GUNDA/グンダ
LGBTQ: リトル・ガール

 

 

 

 

 続きの続き:Netflix

(見せよう会通信先月号及び2021年1月号の続き)


しつこくNetflixの続きです。今月は「Hand of God」と「ドント・ルック・アップ」が映画館公開された。今までと同じように、ほとんど宣伝されず、単館系の映画館で公開された。
それにしても、「Hand of God」という日本題名はいかがなものか?この作品はイタリアのソレンティーノ監督作品で、原題は「E Stata La Mano Di Dio」だ。Netflixのサイトには「The Hand of God」とある。キネマ旬報では「Hand of God」であり、Wikipediaには「Hand of God‐神の手が触れた日」とあって、どれが本当の日本題名なのかよく分からない。

 

 

 

 

今月はここまで。
次号は、元旦にお送りする新年特別号です。


                         - 神谷二三夫 -


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