2023年 6月号 映画館の最近back

 

走り梅雨なんて現象を今年改めて知ったこの頃、
人生いくつになっても知らないことばかり。
だからいくつになっても楽しい。
知らなかった、新しい出来事に出会う、
そう、それは映画館で!

 

 

 

今月の映画

 

4/26~5/25のゼレンスキー大統領が来日した30日間に出会った作品は39本、邦/洋画は12/27、新/旧は30/9となりました。
作品名の後ろに上映時間が分単位で書かれているのは、上映時間が120分以上の作品。今月のトピックス Ⅲなが~いを参照してください。



<日本映画>

   12本(新10本+旧2本)

【新作】
劇場版 TOKYO MER走る緊急救命室128分 
せかいのおきく 
銀河鉄道の父128分 
ハマのドン 
Dr.Bala 
それ行け!ゲートボールさくら組 
ライフ・イズ・クライミング 
最後まで行く 
宇宙人のあいつ 
東京組曲2020 


【旧作】
<没後10年 映画監督 大島渚>
白昼の通り魔 
無理心中日本の夏 

 

<外国映画>

   27本(新20本+旧7本)

【新作】
アダマン号に乗って
  (Sur L’Adamant / On The Adamant) 
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Volume3
  (Guardians of The GalaxyVol.3)150分
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
  (The Super Mario Bros. Movie) 
セールスガールの考現学
  (Khudaldagch Ohin / The Sales Girl)123分
ウィ,シェフ!
  (Oui Chef) 
帰れない山
  (Le Otto Montagne / The Eight Mountains)147分 
私,オルガ・ヘプナロヴァー
  (Ja, Olga Hernarova / I, Olga Hepnarova) 
EO
  (EO)
不思議の国の数学者
  ( In Our Prime) 
TAR/ター
  (Tar)159分 
アルマゲドン・タイム ある日々の肖像
  (Armageddon Time) 
MEMORYメモリー
  (Memory) 
子どもの瞳をみつめて
  (Yield Final Version) 
同じ下着を着るふたりの女
  (The Apartment with Two Women)139分 
高速道路家族
  (Highway Family)128分 
聖なる復讐者
  (Christmas Carol)130分 
それでも私は生きていく
  (Un Beau Matin / One Fine Morning) 
ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
  (Fast X)140分 
バンクシー 抗うものたちのアート革命
  (Banksy and The Rise of Outlaw Art) 
ソフト/クワイエット
  (Soft & Quiet)

 

【旧作】
<二十一世紀のジョン・フォードPartⅢ>
世界は動く
  (The World Moves On) 
肉弾鬼軍曹
  (The Lost Patrol) 
栄光何するものぞ
  (What Price Glory) 
河上の別荘
  (Up The River) 
四人の復讐
  (Four Men and A Prayer) 
ハリケーン
  (The Harricane)

 

<その他の旧作>
どん底

  (Les Bas-fonds) 

 

 

Ⅰ 今月のベストスリー

  (新作だけを対象にしています)

 

① TAR/ター
リディア・ターは女性指揮者でベルリンフィルの首席指揮者。彼女についての物語は脚本・監督をしたトッド・フィールズがオリジナルに書いたフィクション。彼はケイト・ブランシェットを想定して書き、彼女が出演しなければ製作しないと決めていたようだ。指揮者という権力者の姿を描いてこれほどインパクトのある作品を作りえたのは、こうした作り手たちの情熱が上手く結実したからだろう。特にケイト・ブランシェットには圧倒される。

 

 EO
EOはポーランドのサーカスで活躍するロバの名前。ある時連れ出されたEOはその後放浪の旅をつづけ、色々な人、国を訪れるというお話。イエジー・スコリモフスキ監督は、かつてロベール・ブレッソンの「バルタザールどこへ行く」に感動し、同じロバが主人公の寓話映画を作ったという。ユーモラスで悲し気で無邪気なEOの旅を楽しもう。

 

 最後まで行く
2014年の韓国映画「最後まで行く」のリメイク。話の面白さが際立っていたオリジナルの良い点を活かし、更にスケールアップしたと思われる極上のエンターテイメント。岡田准一、綾野剛の2大スターを十分に活かし、アップテンポで進んでいく映画は、監督・脚本(脚本は共同)の藤井道人にとっても飛躍の作品と思われる。

 

 

 

 

他にもいろいろ、映画館で楽しめる映画!(上映が終了しているものもあります。)


劇場版 TOKYO MER走る緊急救命室:劇場版とあるからには元はテレビドラマかと調べると、TBSの日曜劇場で2021年7月4日~9月12日に放映されていた。救命救急チームを描く医療ドラマ。『死者を一人も出さないこと』を使命とする。今回は横浜ランドマークタワーでの火災事故でのチームの活躍を描く。主人公はまるでスーパーヒーローのよう。

 

せかいのおきく:阪本順治監督の新作は、白黒画面で江戸末期に暮らす落ちぶれた武士の娘、今や長屋に住むおきくの物語。阪本監督にしては静かな画面で、彼女の生活が描かれる。

 

アダマン号に乗って:今年のベルリン映画祭で金熊賞(最高賞)に輝いた日仏共同製作のドキュメンタリー。パリのセーヌ川に浮かぶアダマン号は精神疾患のある人のためのデイケアセンター。そこにやってくる色々な人々を優しくとらえている。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume3:宇宙の様々な星から集まった落ちこぼれ集団の3作目。マーベル作品としてはオタク度が高いシリーズ。それなりに充実した出来だが、150分はちょっと長い。監督のジェームズ・ガンは、このシリーズの3作品やアベンジャーズシリーズにも関わってきたが、2022年10月にマーベルのライバル会社DCフィルムズの共同会長兼CEOに就任した。

 

セールスガールの考現学:モンゴルからやってきた映画は現代のウランバートルを舞台に、セックスショップでアルバイトをする女子大生が主人公。世界のどこの町ともいえるくらい普通の街のどこにもいそうな女子大生で、本当にモンゴル映画?と思う自分が古い?

 

ウィ、シェフ!:サイトを見ると「移民大国フランス」の言葉が目に付く。未青年ながら一人でフランス目指してやってきた若者たち、彼らに調理師の資格を取らせ安定した生活ができるようにしようとする実在の人物をモデルに作られたコメディ。

 

私、オルガ・ヘプナロヴァー:オルガ・ヘプナロヴァーは実在の人物。1973年にプラハでトラックを運転して暴走し8人を死亡させ、1975年に絞首刑に。チェコスロバキアで最後に処刑された女性になった。この行為は自分を疎外し、虐待した社会に対する復讐だとの声明文を新聞社に送っていたという。

 

ハマのドン:コロナの前年2019年8月の横浜市長選挙は、カジノが争点だった。カジノの予定地は横浜港の山下ふ頭だった。反対に立ち上がったハマのドンこと藤木幸夫氏を追ったドキュメンタリー。監督の松原文江、製作者、江口英明と雪竹弘一は皆テレビ朝日。

 

Dr. Bala:ミャンマー(語)でBalaは力持ち。Dr.Balaと呼ばれる日本人医師、大村和弘氏のミャンマー、ラオス、カンボジアなどでの医療ボランティア活動を追ったドキュメンタリー。慈恵医大の耳鼻咽喉科の医師として働きながら、2007年から毎年夏休みを利用してアジアの国々に出かけ最新の手術を見せながら、多くの医療関係者を育ててきた彼の行動には感心する。

 

ライフ・イズ・クライミング:全盲のクライマー小林幸一郎さんとその視覚ガイド鈴木直也さんを追ったドキュメンタリー。コバ、ナオヤと呼び合いながら、ナオヤのガイディングに沿い登っていく全盲のコバ。クライマックスはアメリカ・ユタ州のフィッシャー・タワーズのクライミング。驚きます。監督は映画デビューの中原想吉。

 

高速道路家族:韓国映画の一番の強さはアイディアの豊富さにある。突飛なアイディアを普通の生活、人生に結び付けていく。今回は高速道路で暮らす家族、何でもそろったサービスエリアは生活に困らない?もちろんその裏側にはそういう状況に追い込まれる理由がある。監督はイ・サンムン、このデビュー作で釜山国際映画祭にもデビューとなった。

 

それでも私は生きていく:1981年生まれのフランスの女性監督ミア・ハンセン=ラヴの監督8作目。26歳で監督デビューした彼女は、今やフランスを代表する監督の一人に成長している。常に自ら脚本を書き、今作でも自身の経験を活かしているようだが、いずれの作品も普通の生活を描いている。

 

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト:ワイルド・スピードの1作目が公開されたのは2001年、それ以来どんどん大型映画になりながら発展し、今回で10作目。(他にスピンオフ作品が1作あり。)しかも、今回の話は完結していず、次の11作に続く内容になっている。俳優陣もどんどん増えている。

 

バンクシー 抗うものたちのアート革命:いつ頃バンクシーが出てきたのかははっきり覚えていない。多分20年くらいになるだろうくらいの知識しかなかった。突然どこかの壁に描かれる発言する絵。何も知らないに近いバンクシーについて、色々有益な情報を教えてくれるドキュメンタリー。

 

 

 

 


Ⅱ 今月の旧作

 

<日本映画>国立映画アーカイブで行われた<没後10年 映画監督 大島渚>大島渚が一番尖がっていたと思われる1960年代後半の2作品「白昼の通り魔」、「無理心中日本の夏」を見た。
こんな映画を見ながら、議論をしていた学生たち。当時見ていなかったのだが、確かにこんな作品を見たら議論をしたくなるだろうと感じた。

 

 

<外国映画>渋谷シネマヴェーラの特集<二十一世紀のジョン・フォードPartⅢ>で6作品を見た。中では次の2作品が面白かった。
四人の復讐」1938年の作品。父親の大佐が無実の罪で除隊させられ、更に殺害された4人の息子たちが復讐するという話。但し主演はロレッタ・ヤング。いつもの彼女よりずっとカラッとしていて、作品を快適に回していく。
ハリケーン」1937年の作品。南太平洋のフランス領マヌクラ島を舞台に、若い新婚夫婦、フランスからやってきた知事夫妻、船長などの人間模様に、ラストはハリケーン来襲となる。このハリケーン映像が凄くて驚く。1937年にこれができるとは!

 

 

 

 

 

Ⅲ 今月の懐かしい人 

 

ガイ・ピアース
リーアム・ニーソンがアルツハイマー病に罹った殺し屋を演じる「MEMORYメモリー」でFBI捜査官を演じているのは、「L.A.コンフィデンシャル」で新人警官を演じていたガイ・ピアース。
彼は現在も結構出演作があり、懐かしい人というのは失礼なのだが、あまり目立つ人ではなく助演作が殆どで印象に残らない。ちょっと苦み走った風貌が、地味目だが結構鋭い捜査官役に向いている。

 

 

 

 

Ⅳ 今月のトークショー


5月22日 イメージフォーラム 「東京組曲2020」上映後のトークショー
大高洋子(俳優)、宮崎優里(俳優)、女性の司会者(氏名不詳)
トークショーがある事を知らずに出かけ、しかも次の映画も予約していたので、最後までトークショーを聞くことができなかった。15分くらいで失礼させてもらった。
三島有紀子監督による半ドキュメンタリーは、コロナが始まって4月22日に緊急事態宣言が出されたことによって、予定映画が撮れなくなった関係者の情況を、各自の自撮りカメラで撮られた映像を繋げて作られている。二人の女優さんはこの映画に登場している。
自撮りの映像はスマホを含む様々なもので、それらを調整して統一しようかという案もあったが、むしろそれぞれの状況を表すということでそのままで使われた。
大高さんは5月公開予定だった「ミセス・ノイズィ」が公開延期となり、嘆いているところを夫と共に撮った。アングルを変えて撮り直しをしたりしたとか。

 

 

 

 

Ⅴ 今月のつぶやき

 

●日本の映画配給会社「ロングライドの創立25周年作品」と映画の公式サイトには書かれている「アダマン号に乗って」。ロングライドがフランスの会社と共同製作した作品がベルリン国際映画祭で金熊賞受賞となった。おめでとうございます。

 

●世界上で大ヒット、今週にはアニメ作品の世界興行収入で歴代3位に上がってきた「ザ・スーパーマリオブラズーズ・ムービー」。任天堂がイルミネーションと共同製作をしている。これほどの大ヒットになったのは、任天堂のゲームが世界中で楽しまれていたからだろう。映画自体もゲームと同じペースで進み、ゲームをしていた人にはより楽しめる。

 

●ほんとかなあとじっくり観察したのによく分からなかった「同じ下着を着るふたりの女」。この日本語題名はどうなんでしょう?ドキッとするのは確かだけど、映画を見てみたいという気になるものだろうか?

 

●高齢社会を迎え、高校のラグビー部でスクラムを組んだ仲間たちは今やゲートボールで戦う姿を描く「それ行け!ゲートボールさくら組」。ゲームをしたこともないし、ルールも知らないが、映画自体はボケーっと気楽に楽しむことができる。

 

 



今月のトピックス:映画館の最近  

 

Ⅰ 映画館の最近

 

①超高級映画館
新宿歌舞伎町の空に、ちょっと異様なというか、幻想的なというかビルの頭が見え始めたのはいつ頃だったろうか?かつてミラノ座があった場所に立ち上がったビルだった。
それが東急歌舞伎町タワーで4月にオープン、47階の18~47階には2つのホテルが入り、9~10階には109シネマズプレミアム新宿というシネコンが入っている。新宿4つ目のシネコンである。しかし今までのシネコンとは大きく違う。総てのシートがソファでできていて、基本料金がクラスA4500円、クラスS6500円となるのだ。障害者割引はあるもののシニア割引はない。学生料金もない。
同じ歌舞伎町にあるTOHOシネマズ新宿で設定されているプレミアラグジュアリーシートが4900円となるのでそれよりは少し安い。109シネマズプレミアム新宿ではすべての座席がプレミアラグジュアリーシート並みで作られていると考えればいいだろう。
「109シネマズ」の新しいブランドとなる「109シネマズプレミアム」と謳われているので、今後ほかの地域でも展開するのだろうか?

 

②6月からの料金値上げ
5月1日付でTOHOシネマズが鑑賞料金の値上げを発表した。6月1日から、一般、シニア料金が共に100円値上げされ、一般2000円、シニア1300円となる。
5月12日には東映が値上げを発表、6月16日から一般2000円、シニア1300円とTOHOシネマズと同じになる。
今のところ他の映画館からは値上げは発表されてはいないが、いずれ横並びになるのではないか?

 

観客は戻ったのか?
今年のゴールデンウィーク、映画館にはコロナ前と同じくらいの観客が帰ってきたと報道されていた。確かに満席になっている映画も結構見られた。GWの後半5/5~7の週末興行収入ランキングでは、世界的に大ヒットの「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が1位、2位には「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」がシリーズ初の累計100億円突破、3位が「劇場版TOKYO MER走る緊急救命室」となった。コロナ前の2019年のゴールデンウィック期間と比べると、今年は観客数で112.6%、興収で119.1%となったらしい。上位3本が大ヒットとなり、こうした結果に結びついたようだ。
コロナで厳しい状況にあった映画興行にもやっと光が見えたということだろう。

 

 

 

 

Ⅱ キネマ旬報


1919年7月に創刊され100年以上の歴史を誇る映画雑誌「キネマ旬報」。定期購読をしているが、突然封書が届いて、7月発売号から月1回の発行になると連絡があった。定期購読を始めた1969年以来、今まで毎月5日、20日の月2回発行だったのだが、7月からは毎月20日の月1回になるということだ。
暫く前、ある事情からいろいろな書店でキネマ旬報を探したのだが、見当たらなかった。ファン雑誌はあるのだが。この時、ちょっと驚いたのだが、今回の連絡で厳しい状況を実感させられた。
日本における映画についての基本状況を定期的に教えてくれる情報源としてなくてはならない存在がキネマ旬報だ。時代が変わってしまうのは仕方がないことだが、基本情報をどこに求めるかという問題は重要だ。
月1回になるとはいえ、休刊、廃刊にならなくてホッとしている。

 

 

 

 

 なが~い

 

以前から、最近の長い映画について時々話題にしているが、このところ増え方が激しいという印象が。
そこで、一つの目安として、上映時間が120分つまり2時間以上となる作品の数を、先月、今月の新作で何本見ているかをチェックしてみた。

先月号 日本映画:12本中4本 外国映画:25本中5本 新作合計:37本中9本 24.3%
今月号 日本映画:7本中2本 外国映画:18本中8本 新作合計:25本中10本 40.0%

先月では約25%の作品、今月は40%の作品が120分以上となっている。今月は特に多いので、120分以上の作品名の後ろに実際の上映時間を記入している。特に、後半の韓国映画3連続(「同じ下着を着るふたりの女」139分、「高速道路家族」128分、「聖なる復讐者」130分)はちょっと辛いものがあった。作品的にひどいという話ではない。単に長時間見ることの疲労度が高いと言うことだ。
今月は見ていないが、インド映画は長い作品が多い。今や超ロングラン(ただし映画館は色々変わっているので正式ではないが)の「RRR」は182分である。インターミッションが入る作品(日本では続けて上映されるが)も目に付く。今も映画が娯楽の王様で、長く楽しみたいと思う人が多いのだろう。歌や踊りが入るためともいえる。
国的にこれに続くのが韓国ではないか?先月2本、今月3本の韓国映画が120分を超えている。この大部分は、練りに練った脚本が原因だ。簡単に言えば、話が入り組んでいて簡単には終われない作品が多い。

1日に見る2本が共に120分越えの場合はかなり疲れる。注意しましょう。

 

 

 

 

 

 フランスと韓国

 

昨年日本で公開された外国映画は509本、色々な国の映画を見ることができた。
コロナ感染が始まってから3年、映画の製作現場も映画館の観客もコロナ以前に戻りつつある。
そして気付いたのが、日本で公開される外国映画の中では韓国とフランスの映画が多いということだ。
韓国映画の隆盛は今までにもお伝えしてきた。国際映画祭での活躍や、見ていて面白い作品の多さから本数自体も多いだろうなとは今までも思ってきた。
フランスはヨーロッパの映画の中では群を抜いて多くの作品が日本に来ている印象だ。
50年代末から60年代前半に世界を席巻したヌーベルバーグのような、フランス映画を言い表せるようなムーヴメントは今はなく、様々な作品がコンスタントに作られている。お隣のイギリス映画が、同じ英語圏のハリウッド映画の中に沈んでいて、あまり目立たないのに比べると、ごく普通の映画で小粒ながらもフランス映画は良く目に付く。
映画観で予告編も含め見ている時に感じたことを書いてみた。データのチェックはしていない。

今月はここまで。
次号は、しとしとと梅雨の雨が降っているだろうかの6月25日にお送りします。

 

 

 

 


                         - 神谷二三夫 -


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