2024年8月号 最近の映画料金back

 

蒸し暑い日が続きます。
梅雨が明けたとはいえ湿度は高い。
ムシムシ、ベタベタで嫌な気分。
そんな時スカッとするのは、
そう、映画館。

 

 

 

 

 

今月の映画

 

6/26~7/25の東京では雨の少ない梅雨だった30日間に出会った作品は47本、邦/洋画は11/36と洋画が邦画を圧倒しました。
新作も11/26と洋画が邦画の2倍以上。
旧作は洋画だけで10本でした。

 

 



<日本映画>

   11本(新11本+旧0本)

【新作】

朽ちないサクラ 
言えない秘密
映画『おい ハンサム!!』 
かくしごと 
ルックバック 
アイアム・ア・コメディアン テレビから消えた男 
キングダム 大将軍の帰還、
大いなる不在 
お母さんが一緒 
先生の白い嘘 
逃走中The Movie

 

<外国映画>

   36本(新26本+旧10本)

【新作】
バッドボーイズ Ride or Die
  (Bad Boys: Ride or Die) 
フィリップ

  (Filip) 
ブルー きみは大丈夫
  (If) 
クワイエットプレイス:Day 1
  (A Quiet Place: Day One) 
ボーン・トゥ・フライ
  ( Born to Fly) 
スリープ
  ( Sleep)
How to Blow Up
  (How to Blow up A Pipeline) 
ザ・ウオッチャーズ
  (The Watchers) 
Walk Up
  ( Walk Up) 
罪深き少年たち
  ( The Boys) 
Shirleyシャーリー
  (Shirley) 
フェラーリ
  (Ferrari) 
リッチランド
  (Richland) 
潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断
  (Comandante) 
ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ
  (The Beatles: Up Close and Personal)  
郷愁鉄路~台湾,心の旅~

  (南方、寂寞鐵道 On The Train) 
密輸1970
  ( Smugglers) 
ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ
  (Extrana Forma de Vida / Strange Way of Life) 
メイ・ディセンバー ゆれる真実
  (May December) 
ブリーディング・ラブ はじまりの旅
  (Bleeding Love) 
クレオの夏休み
  (Ama Gloria) 
ある一生
  (Ein Ganzes Leben / A Whole Life) 
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
  (Fly Me to The Moob) 
怪盗グルーのミニオン超変身
  (Despicable Me 4) 
How to Have Sex
  (How to Have Sex)

 

【試写】
ポライト・ソサエティ
  (Polite Society)

 

【旧作】
恐怖に襲われた街
  (Peur Sur La Ville / The Night Caller)

<アメリカの夢 キャプラの夢 フランク・キャプラの映画>
愛の立候補宣言
  (State of the Union)、 
狂乱のアメリカ
  (American Madness) 
プラチナ・ブランド
  (Platinum Blonde)、 
恋は青空の下
  (Riding High)、 
花婿来たる
  (Here Comes the Groom)
スミス都へ行く
  (Mr. Smith Goes to Washington) 
失われた地平線
  (Lost Horizon)、 
其の色の真心
  (Broadway Bill) 
たそがれの女
  (Forbidden)

 

 

 

 

Ⅰ 今月のベストスリー

  (新作だけを対象にしています)


① ある一生
同名の原作小説を書いたローベルト・ゼーターラーはオーストリアの作家。俳優として活躍の後、2006年に作家デビュー、2014年の「ある一生」はドイツで100万部を突破している。1900年頃のオーストリア・アルプス、孤児の少年が遠い親戚の農場にやってくる。家族として扱われることはなく…。このアンドレアス・エッガーという無名の人間の一生を80年に渡って描く。美しいアルプスの風景の中で、暴力、戦争、貧困に耐えて生きてきた人生を描いたのは、ハンス・シュタインビッヒラー監督。

 

②-1 フィリップ
ポーランドの作家レオポルド・ティルマンドが自分の経験を書いた原作は、検閲で大幅に削除されて1961年に出版されたもののすぐに発行禁止、作家が1985年に亡くなった後2022年にやっとオリジナル版が出版となった。1942年フランクフルトのホテルで働くフィリップは、フランス人と自称しているが、実はポーランド出身のユダヤ人。冷酷でシニカルな仮面をかぶる主人公を描いたのはミハウ・クフィェチンスキ監督。

 

②-2 リッチランド
1942年に核燃料生産拠点としてワシントン州ハンフォードサイトが選ばれた。1943年からの生産に向けて、そのベッドタウンとしてリッチランドに突如25000人がやってくる。そこで作られたプルトニウムが長崎に投下された原爆に使われていたという。そこにある高校の記章はキノコ雲にRというもの。ちょっと驚く。今月のトークショー参照。

 

③-1 密輸1970
今の韓国映画の強さは、物語が徹底的に練られていること。今作も止まるところを知らない突っ走りぶりで、見る者を引っ張って行く。半世紀以上前の時代の粗っぽさをそのままに、海女・密輸王・チンピラ・税関の戦いが笑いと共に描かれる。監督はあの「モガディッシュ 脱出までの14日間」のリュ・スンワン、51歳。

 

③-2 お母さんが一緒
劇場関係はほとんど知らないので、この作品がペヤンヌマキという人の舞台作品からの映画化とは知らなかった。母親が出てこないなど、如何にも舞台劇らしい雰囲気はあるが。その作品を脚色・監督したのは橋口亮輔で、9年ぶりの映画作品らしい。三姉妹を江口のりこ、内田慈、古川琴音が演じ、三女の恋人を青山フォール勝ちが演じる。内田だけは同じ役で舞台に出ていたとか。今月一番笑った作品。

 

 

 

映画館で楽しめる映画が他にも沢山。(上映終了済作品もあります。)


朽ちないサクラ:警察を中心にハードボイルド的なミステリー小説を書いている柚月裕子の2015年の同名小説の映画化。警察で事務員として働く主人公は、大事な時期に警察が慰安旅行に出かけたことを友人のジャーナリストに漏らし、口止めしたが、彼女は殺されてしまう。杉咲花演じる主人公は自ら事件を調べ始める。監督は「帰ってきたあぶない刑事」の原廣利。

 

ブルー きみは大丈夫:監督・脚本はジョン・クラシンスキー、この映画にも出演しているが俳優としても活躍。「クワイエットプレイス」の1作目でも監督・脚本・出演もしている。ブルーは12歳の少女の前に現れる“もふもふ!”、母親を病気で失った少女に寄り添ってくれる。子供にしか見えない不思議な存在を優しく描く。

 

クワイエットプレイス Day1:ジョン・クラシンスキーが始めた「クワイエットプレイス」の3作目、今回の監督・脚本はマイケル・サルノスキ。1作目の471日前、初めて謎の生命体がニューヨークに襲来するのを描いている。マンハッタンから船で脱出を目指す人たちの物語。この物語作成はジョン・クラシンスキーとマイケル・サルノスキの共同だ。

 

ボーン・トゥ・フライ:中国からやってきた空軍パイロットたちの物語。言ってみれば「トップガン」の中国版のよう。公開から4か月で世界興収が177億円を打ち立てたと宣伝している。新世代ステルス戦闘機のテスト飛行シーンは迫力満点、中国映画もここまで来たかと感じる。監督・脚本のリウ・シャオシーは本作で商業映画デビューをする前は、中国空母のプロモーション映像やパキスタン、エジプト空軍の映像を製作していたという。

 

How to Blow Up:原題は「How to Blow Up a Pipeline」と後ろにa Pipelineが付いている。この映画はテキサス州の石油パイプラインを爆破するというお話だ。よくこんな映画がアメリカで作られたというのが正直なところ。スウェーデンの気候学者アンドレアス・マルムが2021年に発表した書籍「パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか」を原作に、ダニエル・ゴールドハーバー監督と主演のアリエラ・ベアラーが共同で脚本を執筆し、物語の形に大胆に翻案したのだという。

 

ザ・ウオッチャーズ:「シックスセンス」等の監督ナイト・シャマランが製作者となり、娘のイシャナ・ナイト・シャマランが監督としてデビューしたミステリー。森の中のガラス貼りの部屋、何かに見守られている4人、その意味は?と謎が提示される。

 

ルックバック:藤本タツキの同名漫画からアニメ映画化。監督・脚本・キャラクターデザインを押山清高が行った。小学4年の二人の女生徒を主人公に、彼女たちが漫画を描くことで成長していく姿を描いている。

 

フェラーリ:マイケル・マンが監督し、アダム・ドライバーが主役とアメリカ映画そのものなのに、舞台はイタリア、主人公はフェラーリと言うことで心配したが、流石にマン監督、映画の造りはしっかりしている。さらに、アダム・ドライバーからはアメリカ臭が抜け、フェラーリになりきっているのには驚いた。久しぶりに大作っぽい作り。

 

アイアム・ア・コメディアン テレビから消えた男:お笑いコンビ“ウーマンラッシュアワー”の村本大輔を追ったドキュメンタリー。このコンビも、個人も全く知らないので、どの程度テレビに出ていて、どの程度消えたのかは分からない。映画を見ていると、政治的な発言のためにテレビに出られなくなったらしい。アメリカのスタンダップコメディは政治的話題が必須と言うのが考えさせられる。

 

キングダム 大将軍の帰還:2019年公開「キングダム」から5年経ち、4作目の最終作が公開された。監督の佐藤信介をはじめ、多くの俳優が全4作に関わり、同じ空気感で作られてきた。4作で9時間強になる長編は、最後まで壮大なスケールで戦国時代の中国を描いてきた。

 

大いなる不在:2020年に「コンプリシティ 優しい共犯」で監督デビューした近浦啓の2作目。“世界に鳥肌を”がこだわりと言う監督は、手書きで頭の整理をしているという。いかにも理知的な感じのする映画はそこから生まれているようだ。前作に続き出演の藤竜也が認知症の父、息子を演じる森山未來と共に冷静な演技が光る。

 

メイ・ディセンバー ゆれる真実:メイ・ディセンバーとは「親子ほど年の離れたカップル」を意味し、アメリカで実際にあった36歳の女性と13歳の少年のスキャンダルをベースにした映画。獄中出産をした女性と少年は後に結婚している。映画ではこの事件が映画化されることになり女性を演じる女優が調査をするために二人の家庭にやってくるという設定になっている。この非常に濃い映画を監督したのは「キャロル」のトッド・ヘインズ。

 

クレオの夏休み:クレオは父とパリで暮らす6才の少女。乳母のグロリアに本当の母親のように育てられていた。しかし、アフリカから来ていたグロリアは家の事情で帰ることに。夏休みの間グロリアを訪ねてクレオ一人でアフリカへ。6才ゆえにわがままで、悲しみも素直に表してしまうクレオに共感(?)。クレオに公園でスカウトされ出演当時5歳半だったルイーズ・モーロワ=パンザニ。マリー・アマシュケリの監督デビュー作。

 

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン:映画の惹句に“人類初の《月面着陸》に関するあのウワサから生まれた映画”とある。知っていましたか、あのウワサ?月面着陸は本当だったのか、ですよね。それを映画にするアメリカ映画界も結構面白い。製作には出演しているスカーレット・ヨハンセンも参加している。監督はグレッグ・バーランティ、もう少しユーモアがあっても良かったかな。

 

怪盗グルーのミニオン超変身:イルミネーションのアニメ新作。グルーとミニオンが大活躍で、気軽に笑える。

 

 

 


Ⅱ 今月の旧作

 

<外国映画>

恐怖に襲われた街」はキングレコードが進めるジャン=ポール・ベルモンド特集の1本。3年前に88歳で亡くなっているが、本当に素晴らしい俳優だった。


渋谷シネマヴェーラの特集<アメリカの夢 キャプラの夢 フランク・キャプラの映画
1897年にイタリア王国シチリア島で生まれたフランク・キャプラは、貧しさから6才で家族と共にアメリカに移住。1922年に映画の監督としての1作目を発表し、1961年に38作目となる「ポケット一杯の幸福」を最終作として引退した。アカデミー賞監督賞を3回受賞(「或る夜の出来事」「オペラハット」「我が家の楽園」)し、アメリカを代表する監督ともなった。そのほか「素晴らしきかな、人生¡」はアメリカではクリスマスに見る作品として定着している。1991年に94歳で亡くなっている。


今回は1928年のサイレント作品から1951年までの19作品が上映された。その内、次の9本を見た。
愛の立候補宣言、狂乱のアメリカ、プラチナ・ブランド、恋は青空の下、花婿来たる、スミス都へ行く、失われた地平線、其の色の真心、たそがれの女
「スミス都へ行く」以外は有名な作品ではないが、見る価値のある映画ばかりだった。
「其の夜の真心」(1934年)を見た時、えっ、これはこの特集で見たことがある、ひょっとして間違ってきてしまったのか?と不安になった。調べると「恋は青空の下」(1950年)として、「其の夜の真心」をセルフリメイクしたのだと分かった。俳優たちは当然違うのだが、話は全く同じ。画面の作り方もよく似ていたのだった。

 

 

 

 

Ⅲ 今月のトークショー

 

7月5日 イメージフォーラム「リッチランド」上映終了後 アイリーン・ルスティック監督の挨拶と質疑応答
今回この映画を見に来ていただいてありがとうございます。この映画は2か所で上映したいと思っていました。この映画の舞台となったワシントン州のリッチランドと日本です。これには驚いた。余程アメリカではどのように公開されるのでしょうかと聞きたくなったが、時間がなくできず。この映画、アメリカが原爆開発のために何もなかったネイティブアメリカンの居留地を召し上げ急遽作った町。戦争終了後この町は解体されるかと思いきや、東西冷戦のため、更に原爆を作る必要が…。
もう一つ驚いたのは、ルスティック監督は2015年にネットでこの町の存在を知るまで、何の興味も持っていなかったということ。それ故にか、この映画は一つの方向に流れることなくかなり広い視野に立って作られている。
映画「オッペンハイマー」はどうご覧になりましたかの質問に、ハリウッド映画は殆ど見ないのでと言った後、この映画は見ましたが、人物模様にハリウッドらしさがありましたがと、あまり興味はなさそう。この答えを聞いていても、この映画、あるいはアメリカにおけるこうしたドキュメンタリーがどのように公開されるのかが知りたくなった。

 

 

 

 

 

 

Ⅳ 今月のつぶやき(良いことも、悪いことも)


●南廻り線の美しい風景を楽しみながら、台湾にも鉄キチがいるのが分かる「郷愁鉄路~台湾、心の旅」。撮り鉄なり乗り鉄なりの分類も同じようにあるのが面白い。

 

●そのダサいチラシのデザインに驚いた「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」。それぞれ拳銃を持って正面を向いた男が二人、少し足を開いて立っている。その上に「STRANGE WAY OF LIFE」の赤い文字が斜めに三段で置かれている。西部劇全盛の時代じゃあるまいし、このチラシを見て映画を見たいと思うだろうか?しかし、これはスペインの巨匠ペドロ・アルモドバルの映画なのだ。31分と中編とも呼びづらい作品だ。ゲイの監督だからか、二人はかつて恋仲だったようなのだが。

 

●以前からテレビドラマの映画化はテレビを見ていた人だけが楽しめる傾向が強いとは思っていたが、「逃走中The Movie」はさらにひどいものだった。映画の公式サイトを見るとフジテレビで20年周年を迎えるバラエティ番組からの映画化とある。これ、映画化する価値ありですか?まあ、他に見る作品がなく仕方なく見たこちらが悪かったのかもしれませんが。

 

 

 

 



今月のトピックス:最近の映画料金

 

Ⅰ 最近の映画料金  

 

見せよう会通信は、如何に安く映画を見るかの方法をお伝えすることから始まった。そのためか、時々映画館の料金を不定期にチェックし、お伝えしている。


今回も東京23区内の映画館の料金をチェックした。

 


①普通料金
2023年に多くの映画館の料金が値上げされた。6月1日に最初の映画館で行われた後、日付は様々だったが、一般料金が1900→2000円、シニア料金が1200→1300円になるものが多かった。この一般料金2000円、シニア料金1300円が通常料金と言えようか。多くの映画館はこの通常料金となっている。
しかし、現在次の6つの映画館では一般料金、シニア料金が次の通りとなっている。


              一般料金  シニア料金
新宿 K'sシネマ       1800円   1200円
銀座 シネスイッチ       1800円   1200円
渋谷 イメージフォーラム    1800円   1300円(シニアは通常料金と同じ)
渋谷 ユーロスペース      1900円   1300円(シニアは通常料金と同じ)
渋谷 ル・シネマ      1900円   1200円
池袋 シネマロサ      1900円   1200円  

 

 

②割引料金
映画館によっては、会員制で会員のみ安くしている映画館もある。会員入会料金は無料というところも多く、その場合は会員になっても損はしない。会員料金が必要な場合もあり、自分の見る回数等を考慮して、損をしないようであれば入会してもいいだろう。

 


そのほか、多くの映画館で特定曜日だけ安くしていることがある。その多くは水曜日で一般料金が1300円(1200円のところもある)というものだ。
さらに毎月一日を1300円(または1200円)にしているところも多い。これは映画の日が12月1日だったことから来たもので、今も12月1日だけは1000円にしている映画館もかなりある。

 

同じ映画でも映画館によって安く見ることができるともいえる。巧く利用して映画を楽しんでください。

 

 

 

 

 

Ⅱ 特別料金 1700円均一料金のアニメ


上映時間58分のアニメ「ルックバック」は料金が特殊だ。公式サイトには、入場料金は¥1,700均一(税込み)で、各種割引・サービス料金適用外、招待券等使用不可となっている。各種割引にはシニアや大学・高校・中・小学校割引が含まれるのだろう。


1700円は、通常の一般料金よりは安いが、それ以外の料金よりは高いということになる。多分上映時間が少し短いので、一般料金よりは安くしたのだろう。作品的には小学生には少し難しいかもしれないが、中学生以上であれば見せられると思うが、その料金設定はないことになる。
どの程度学生以下の客層が来ているのか分からないが、作品的にはかなりヒットしているのでこの料金設定は成功とみて良いのだろう。

 

先日「郷愁鉄路~台湾,心の旅~」を見に行った時、その映画館の株主優待券を使おうとしたら“この映画は特別上映だから使えません”と拒否されてしまった。なぜ特別上映なんですかと聞いたら、映画は限定で少数の映画館での公開ですからというようなことを言われた。おかしい説明だとは思ったが、争ってもしようがないので普通に支払って入館した。

 

特別料金にしろ、特別上映にしろ、特別と付くものには注意しよう。

 

 

 

 

今月はここまで。
次号は、夏休みも終わりに近づいている8月25日にお送りします。



                         - 神谷二三夫 -


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