2026年2月号  スタンプラリー in 映画館 back

 

冬らしい寒波がやってきて、

日本海側では大雪となり、太平洋側は晴天に冷たい風と、

防寒着が合う季節になった。

着るものが正常に戻った感じ。

何か不具合、不均衡を感じた時、

行ってみるのは映画館!

 

 

 

 

今月の映画

 

12/26~1/25の2026年の元旦を含む31日間に出会った作品は47本、

邦/洋画は12/35、先月とほぼ同じ数字になっているが、

新作だけでは12/28と洋画が圧倒としている。



<日本映画>

   12本(新12本+旧0本)

【新作】
劇場版「緊急取調室 The Final」 

無明の橋 

もしも脳梗塞になったなら 

映画 ラストマン First Love 

小川のほとり 

楓 

架空の犬と嘘をつく猫 

白の花実 

小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版 

最後のミッション 

メモリー・ドア 

ヒグマ!!

 

<外国映画>

   35本(新28本+旧7本)

【新作】
チャップリン

  (Chaplin: Spirit of the Tramp)

フォックス・ハント

  (Fox Hunt) 

サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避

  (Un p'tit truc en plus / A Little Something Extra) 

ボディビルダー

  (Magazine Dreams) 

シェルビー・オークス

  (Shelby Oaks) 

ロストランズ 闇を狩る者

  (In the Lost Lands) 

ワーキングマン

  (A Working Man) 

マッドフェイト 狂運

  (命案 / Mad Fate) 

ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇

  (The Real George Michael: Portrait of an Artist) 

アフレイド

  (Afraid) 

ブッチャーズ・クロッシング 荒野の黙示録

  (Butcher's Crossing) 

拘束

  (Detainment) 

WAR バトル・オブ・フェイト

  (War 2) 

コート・スティーリング

  (Caught Stealing) 

喝采

  (The Great Lillian Hall) 

偽りの楽園

  (Influencer) 

ぼくの名前はワラン

  (Name Me Lawand) 

YADABG ヤダン

  (Yadang: The Snitch) 

28年後 白骨の神殿

  (28 Years Later: The Bone Temple) 

ダウントン・アビー グランド・ファイナル

  (Downton Abbey: The Grand Finale) 

グッドワン

  (Good One) 

ただ,やるべきことを

  (Work to Do) 

水の中で
  (In Water)

ウォーフェア 戦地最前線
(Warfare) 

モディリアーニ!

  (Modi: Three Days on the Wing of Madness) 

旅の終わりのたからもの

  (Treasure) 

ナターシャ 盗まれたモナ・リザを取り戻せ

  (Natacha (presque) hôtesse de l'air) 

Mercyマーシー AI裁判

  (Mercy)

 

【旧作】

インランド・エンパイア

  (Inland Empire)

 

<ミュージカル・ミュージカル>

気儘時代

  (Carefree)

 

<アメリカ、無情の世界>

ボディガード

  (Bodyguard) 

ジョルスン物語

  (The Jolson Story) 

恐怖の土曜日

  (Violent Saturday) 

夢去りぬ

  (The Girl is The Red Velvet Swing) 

捨て身の一撃

  (A Lawless Street) 

 

 

 

Ⅰ 今月のベストスリー

  (新作だけを対象にしています)

 

1 ただ、やるべきことを

2010年代の韓国の造船会社を舞台にした物語。当時造船業は世界的不況に見舞われていた。入社4年目で人事部に移動となった主人公ジュニを中心に描かれる。リストラ対象者の名簿作成を指示される…。どこの国でも起こりえる事態をリアルに描く。実際自分がこの立場に立たされたらと何度も思ったものだ。監督のパク・ホンジュンは実際に造船所の人事部で働いたことがあり、その経験から脚本を書き監督したという。

 

2 ウォーフェア 戦地最前線

2006年アメリカ海軍の特殊部隊“シールズ”の小隊8名が、イラク中央部の危険地帯ラマディにある民家を占拠した。しかし敵に囲まれ、脱出するまでの戦いを描く。この映画の共同監督であるレイ・メンドーサは、通信兵としてこの戦いに参加していた。彼の体験を基に描かれる戦争は、そのリアルさで見る者に強烈な印象を残す。

 

3-1 喝采

ブロードウェーの伝説的女優リリアン・ホールのいかにもな物語。演じるのはジェシカ・ラング。どうもこの人の熱演は今一つ好きになれない。ただ、ステージの裏側を見ることができ面白い。映画の公式サイトには、“ブロードウェーの伝説的な女優マリアン・セルデスをモデルにしたヒューマン・ドラマ”とあったので、この人を調べたら2014年に86才で没とある。映画にも出ていたようで、「ホーム・アローン3」などに出ていたとあった。

 

3-2 小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版

八ヶ岳は“コヤガタケ”と称されるほど山小屋が多いという。登山をする人々が頼りにする、立ち寄ったり、泊まったりする山小屋には小屋番がいる。オーナーであったり、バイトの学生だったり様々な小屋番がいるが、彼らは山を知り、山と登山者を守るために山小屋にいる。八ヶ岳の山小屋と小屋番を紹介するドキュメンタリー。

 

 

 

楽しめる映画は他にも沢山、映画館でどうぞ。(上映終了作品もあります)

 

◎チャップリン:今の若い人はチャップリンの映画を見たことはあるのだろうか?「チャップリン」という題名がどれくらい若い人に訴えるのだろうか?と偉そうに書いても、われら団塊世代が彼の全盛期の映画をその当時に見ている訳ではない。1972年に「ビバ!チャップリン」と銘打って、特集上映が行われたから、代表作を見ることができたのだ。それから半世紀、チャップリンについてのドキュメンタリーがやってきた。プロデュースしたのは息子のマイケル・チャップリンで彼がいろいろな人にインタビューしている。監督は孫娘のカルメン。チャプリン入門にはいいかも。

 

◎フォックス・ハント:香港映画の大スター、トニー・レオンは最近ではもう一人の大スターアンディ・ラウとの共演作「ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件」でも見られたが、香港映画の香りを伝えてくれる。今回は実話の映画化ということで、上海で大規模な金融詐欺の首謀者が7年ぶりにパリに現れたところから始まり、彼を追う中国の経済犯罪捜査官との闘い、だまし合いを描く。トニー・レオンの存在感が圧倒的。

 

◎もしも脳梗塞になったなら:この映画の監督太田隆文は2年前のエイプリル・フールに脳梗塞になったという。長年無茶な仕事をしてきたためらしい。映画作りで経費を切り詰めるために毎回監督・脚本・製作等々の7人分の仕事を一人でこなしてきたという。そのために“両目ともに半分失明。脳の一部が死んで、読み書きが出来なくなった。言葉もうまく話せない。”と言っている。今までしてきた仕事のうち監督以外を6人の他の人に任せ、監督業に専念してこの映画を作ったようだ。「働いて、働いて…」に惑わされず、どうぞゆっくりしてください。高市総理に見てもらいたいものだ。

 

◎マッドフェイト狂運:昨年の洋画作品の収穫の一つ「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 」の監督ソイ・チェンの一つ前の作品だ。ここでも奇妙な熱量に満ちた世界を見せてくれる。人を殺したくてたまらない青年なんかが出てくるのだ。笑っていいのか、恐がるべきなのか?

 

◎ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇:ワムのふたりが分かれて、ソロで歌い始めたジョージ・マイケルくらいの知識はあった。それが1986年の頃で自分がポップスを聞かなくなっていた時期なので、今回初めて聞く曲が多かった。ポップな曲からバラードまで結構幅広く歌っていて感心。53歳の若さで亡くなったとは残念。映画を監督したのはワムのマネージャーだったサイモン・ネイピア=ベル。

 

◎小川のほとり:ホン・サンス監督は今年監督デビュー30周年で、月間ホン・サンスと銘打って昨11月~3月の5か月に5本の新作と5本の旧作が上映されている。この作品は2024年の新作。今月のトピックスも参照。

 

◎アフレイド:最近テレビでAIと会話を重ね親友になっている人たちを放送していた。AIは人に否定的な返答をしないし、どんなことにも回答をくれるということで友達状態になるというのだ。それくらいAIは人々の間に取り入れられているが、過度の依存が怖いとも伝えていた。この映画では主人公の男性が取引先から頼まれて、家庭用AI機器のテストモニターをすることになる。妻と3人の子どもの彼の家庭に据えられたAIは家族の抱える問題を次々に解決、誰からも信頼されていくのだが…。原題はAfraidで“恐れている”。

 

◎YADANG ヤダン:ヤダンとは“韓国に実在する、情報と頭脳で国家と裏社会を操る男”達のことを言うらしい。善悪の境目で暗躍するヤダンを描くクライム・アクション。韓国麻薬会の取引屋、検事、麻薬捜査官の三つ巴の戦いを描き、2025年の韓国No.1メガヒットと公式サイトにある。 監督はこの作品には出ていないが、俳優としても活躍するファン・ビョングク。検事役はユ・ヘジン(変顔の名優、まるで伊藤雄之助みたい)。

 

◎ダウントン・アビー グランドフィナーレ:イギリス貴族の館に暮らす人々(貴族と使用人)を描く物語。2010~2015年イギリスで放送されたテレビドラマはその後映画化され、この最終作が3作目。長女メアリーの離婚がもたらすドラマが描かれる。時代は1930年、離婚した女性は王女と同じ部屋にはいられないなど、厳しい旧弊に振り回される。

 

◎旅の終わりのたからもの:ナチスによるホロコーストを生き抜いてアメリカに渡った父と、ニューヨークで生まれ育った娘とのポーランド旅行。1991年、娘は父の故郷が見てみたいとやってきた。この父娘の会話が軽快で辛辣。いかにもニューヨーク育ちを感じさせる。最後に訪ねるのはアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所だった。

 

◎Mercyマーシー AI裁判:上映時間は100分、1時間40分だ。描かれるAI裁判は、妻殺しで裁かれる主人公レイヴンの裁判だが、制限時間は1時間30分、その間に殺人事件の様々な面がAI裁判官の瞬間サーチによって過去の場面等が映し出され、短い時間で事件の真相が解き明かされていく。快適(?)に語られるのが心地よいが、あんなに映像があるということは超監視社会だとの思いも。

 

 

 

 


Ⅱ 今月の旧作

 

今月の旧作は1本のリバイバル作品と渋谷シネマヴェーラでの2つの特集上映だった。

リバイバル作品は「インランド・エンパイア」だ。2025年1月15日に78才で亡くなった映画監督デヴィッド・リンチの作品、作られたのは2006年で今回はリバイバル公開となる。1976年の「イレイザーヘッド」で監督デビュー、「エレファント・マン」「デューン 砂の惑星」「ブルーベルベット」等を作り10作目の「インランド・エンパイア」を60歳で作り最後の作品となった。180分の長編で熱い映画だが、ぐったり疲れた。

<ミュージカル・ミュージカル>
先月の続きで最後に見た1本は「気儘時代」、当然ながらフレッド・アステア出演作で、ジンジャー・ロジャースとの共演8作目だ。このコンビは10本で共演している。そのうち5本を監督したのがマーク・サンドリッチで、このコンビといえばマーク・サンドリッチという印象がある。この「気儘時代」も彼の監督だ。

気になって調べたら、サンドリッチは44才で亡くなっている。アステアとビング・クロスビーが共演した「スイング・ホテル」(ホワイト・クリスマスという歌はこの映画で歌われた)は先月見ているが、この映画もサンドリッチが監督していた。その続編でビング・クロスビー主演の「ブルー・スカイ」のテスト撮影中に突然心不全で亡くなったという。若すぎる死だ。

 

<アメリカ、無情の世界>
この名称で二人の監督の作品が特集上映された。

リチャード・フライシャーとジョセフ・H・ルイス監督だ。無情の世界は、1940~50年代にかけてハリウッドで作られたフィルムノワール(フランス語ではあるが)と呼ばれる犯罪映画を言っているのだろう。今回見たのは次の5本だ。

リチャード・フライシャー監督作品:ボディガード、恐怖の土曜日、夢去りぬ

ジョセフ・H・ルイス監督作品:ジョルスン物語、捨て身の一撃

中では「ジョルスン物語」が楽しめた。これはフィルム・ノワールではないし、無情とも関係がないが、和田誠さんが”お楽しみはこれからだ”というセリフを紹介したことで有名になった。この映画はアル・ジョルスン(昔の人気歌手)を描いた伝記映画でラリー・パークスが主演した。その中でジョルスンが主演した「ジャズ・シンガー」(トーキー初期の映画)の場面で、彼が発したセリフ「You ain’t heard nothin’ yet」と言ってから歌った場面。そこに字幕では“お楽しみはこれからだ”と訳されたと紹介したのだ。字数制限のある字幕ではいかに短く意を伝えるかが大事になる。その良い例として挙げておられたのだ。この作品を1回目で取り上げた映画の名セリフについて書いた連載「お楽しみはこれからだ」は、キネマ旬報で延々と続いた。単行本になった1巻目の発行日は1975年だから、連載の開始はそれより何年か前だろう。ビデオとかDVDとかが未発達だった時代、ほぼ記憶を頼りに書かれたことには驚くばかり。

 

 

 

 

Ⅲ 今月の懐かしい人

 

☆キャシー・ベイツ

「喝采」ではブロードウェーの大女優リリアン・ホールをジェシカ・ラングが演じているが、リリアンの付き人的なイーディスを演じていたのは、「ミザリー」(1990年)で怖い女性を演じてアカデミー主演女優賞を受賞したキャシー・ベイツ。「ミザリー」の主人公アニーから狂気を取り除けば、どんなときにも沈着冷静にリリアンを支えるイーディスになる。

「ミザリー」以降演技派女優の道をまっしぐらに進んできたが、この作品以上に強烈な役はないので、ベイツとミザリーはしっかり結びついている。1948年6月生まれだから、日本的に言えばわたくしと同学年になる。久しぶりに元気な姿で登場してくれ嬉しかった。

この「ミザリー」を監督したのがロブ・ライナーだ。昨年12月に78才で亡くなっている。ほぼ同じ年代ということ、さらに数々の作品(「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」「ア・フュー・グッドメン」等)を作ったことで忘れられない監督だった。ご冥福をお祈りします・

 

 

 

 

Ⅳ 今月のつぶやき(良いことも、悪いことも)

 

●実に生活に結びついた感じの映画が2本。1本は「もしも脳梗塞なったなら」で、題名通りそのもの。監督が自分の体験を映画にしたものだ。

もう1本は「ただ、やるべきことを」で韓国映画ながら、日本の会社と同じ感覚があった。会社を守るためにリストラせざるを得なくなった場合の対処法がリアル。

 

●最近ロシアンマフィアが映画での悪役になっているなと感じていたが、まさにそうしたストーリーだったのが「ワーキングマン」だ。主演はジェイソン・ステイサム。これからもロシアンマフィアは映画で都合よく使われるのだろうか?

 

 

 

 

 



今月のトピックス: スタンプラリー in 映画館

 

Ⅰ  スタンプラリー in 映画館   

 

スタンプラリーといえば乗り物関係とか、訪問箇所関係で行われているのが普通だ。

スタンプラリーはスタンプを押してもらって始まる。今手元に、スタンプの1回目が押された2種類のカードがある。共に映画館でのスタンプラリーで、次のようなものだ。

 

1 月刊 ホン・サンス

渋谷のユーロスペースで上映されている「月刊 ホン・サンス」の何本かを見ると商品がもらえるというもの。11月1日に始まり、終了は多分4月中旬の半年ほどの期間で行われる。ホン・サンスは韓国の映画監督で、監督デビュー30周年を記念して、新作5本、旧作5本の計10本が上映されている。5本以上見た人は抽選で賞品が当たり、全10本を見た人は必ずプレゼントがもらえるというもの。ただしプレゼントの内容等は後日公式サイトで発表という。

ホン・サンスは日常のどこにでもある風景を描く。ドラマチックな展開もあるが、それが大事に見えないように描いている。大げさが嫌いな監督なのだろう。描写も極控えめ。画面転換なども、移動撮影なども少なめ。一面簡単にできる感じの映画だ。それゆえか彼の作品本数は多い。Wikipediaのホン・サンスの項では、主な監督作品として31本が挙げられている。また、IMDb(The Internet Movie Database)では40本が挙げられ、さらに1本が製作中とある。いずれにせよ平均して年1本以上を作っていることになる。これは世界の巨匠とか名称という監督にしては多いといえるだろう。黒澤明は1943~93の50年間に30本、市川崑は1948~2007の59年間に79本だ。ホン・サンスは1996~2025の29年間で40本だから多いといえる。ただ、現在65才だから本数で市川崑を抜くのは難しいかもしれない。

ところが3本目を見た時スタンプカードを持っていくのを忘れてしまった。

 

2 未体験ゾーンの映画たち2026

ヒューマントラストシネマ渋谷で毎年行われる特集上映「未体験ゾーンの映画たち」の2026年版で、1月2日から2月12日までの6週間に30本の作品が上映される。全作品コンプリート賞として、30本を全部見て応募した人に同映画館の無料鑑賞券1枚/映画DVD1枚/海外ビジュアルチラシセットを、さらにその中から抽選で5名の方に同映画館の1か月間フリーパスを差し上げますというスタンプラリーだ。

6週間で30本という本数だけを見れば不可能ではないが、有名旧作が含まれているのはいかがなものか?「マダムと泥棒」「小さな目撃者」「ホームアローン1」の3作だが、これは必要だったのか?この3本を見ないと全作品コンプリートとはならない。全作品コンプリートの人数を減らすためだろうか?

本日までに見た作品は「ブッチャーズ・クロッシング 荒野の黙示録」「拘束」「偽りの楽園」「ナターシャ 盗まれたモナ・リザを取り戻せ」の4本のみ。これでは到底コンプリートはできそうにない。

 

ということで、2つのスタンプラリー参加はともに途中で挫折してしまった。




 

Ⅱ  アカデミー賞2026 ノミネーション


今年のアメリカ・アカデミー賞受賞式は現地時間3月15日夜(日本時間3月16日)に行われる。

そのノミネーションが2日ほど前に発表された。主要6部門のノミネート作品は次の通り。

予想は来月号にて。

 

作品賞

ワン・バトル・アフター・アナザー(日本公開済)

罪人たち(日本公開済)

ハムネット(4月24日公開予定)

トレイン・ドリームス(Netflixにて11月21日より配信済み、日本での映画館公開未定)

シークレット・エージェント(日本公開予定、月日は未定)

センチメンタル・バリュー(2月20日公開予定)

フランケンシュタイン(日本公開済)

F1 エフワン(日本公開済)

マーティ・シュプリーム 世界をつかめ(3月13日公開予定)

ブゴニア(2月13日公開予定)

 

監督賞

ポール・トーマス・アンダーソン(ワン・バトル・アフター・アナザー)

ライアン・クーグラー(罪人たち)

クロエ・ジャオ(ハムネット)

ジョシュ・サフディ(マーティ・シュプリーム 世界をつかめ)

ヨアキム・トリアー(センチメンタル・バリュー)

 

主演男優賞

レオナルド・ディカプリオ(ワン・バトル・アフター・アナザー)

マイケル・B・ジョーダン(罪人たち)

ヴァグネル・モウラ(シークレット・エージェント)

ティモシー・シャラメ(マーティ・シュプリーム 世界をつかめ)

イーサン・ホーク(Blue Moon(原題)日本公開未定)

 

主演女優賞

ケイト・ハドソン(Song Sung Blue(原題) 4月に公開予定)

ジェシー・バックリー(ハムネット)

ローズ・バーン(If I Had Legs I’d Kick You, Charlie(原題)日本公開未定)

レナーテ・レインスヴェ(センチメンタル・バリュー)

エマ・ストーン(ブゴニア)

助演男優賞

ショーン・ペン(ワン・バトル・アフター・アナザー)

ベニチオ・デル・トロ(ワン・バトル・アフター・アナザー)

ジェイコブ・エロルデ(フランケンシュタイン)

デルロイ・リンド―(罪人たち)

ステラン・スカルスガルド(センチメンタル・バリュー)

 

助演女優賞

テヤナ・テイラー(ワン・バトル・アフター・アナザー)

エイミー・マディガン(WEAPONS ウェポンズ 日本公開済)

インガ・イプスドッテル・リレアス(センチメンタル・バリュー)

ウンミ・モサク(罪人たち)

エル・ファニング(センチメンタル・バリュー)

 

ノミネート数が多い作品ベスト3は次の通り。

罪人たち  16部門

2.ワン・バトル・アフター・アナザー  13部門

3.センチメンタル・バリュー  9部門

3.フランケンシュタイン  9部門

 

日本関係では「国宝」がメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。

また、同じメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた「スマッシング・マシーン」(日本公開5月15日予定、ドウェイン・ジョンソン主演)は、今までにこの賞を2度受賞(「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」「スキャンダル」)しているカズ・ヒロが担当している。カズ・ヒロは1969年5月25日京都府京都市生まれの日本人。かつて佐和一宏、辻一弘の名前で活動していた。1996年渡米、2019年3月に日本国籍を離れ、米国の市民権を獲得、同時に名前をカズ・ヒロ(Kazu Hiro)に改名している。

 

 

 

 

次号は、春が待ち遠しいだろう2月25日にお送りします。

 



                         - 神谷二三夫 -


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