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2020年(令和2年)5月2日

 

 海外添乗の思いで(4)

 

  3 ヨーロッパ系ホテルの不便な体験で・・・

 最終都市パリ。中心街のヨーロッパ系ホテルから郊外のアメリカ系ホテルに変更となったことでお詫びとしてフルーツバスケットを各お部屋に提供しました。お客様は大喜びでした。旅行が長くなるとフルーツが恋しくなるのでトラブル対応でよく使います。
 また、ジュネーブのホテルで急にシャワーが水になって大騒ぎしました。ヨーロッパのホテルでは宿泊者が同時または、遅い時間帯にシャワーを使うと溜めておくタンクの関係で水が出なかったりお湯が出なかったりと大変な体験したので、お客様は最終地がアメリカ系ホテルでホッとした感じでした。お湯がいつでも出てくる喜びを知って大喜び。日本人はお風呂好きですからね。

 

   4 ベルサイユ宮殿観光の通訳で・・・

 当時、パリでの観光は英語ガイドでした。説明箇所は研修旅行でも経験済みでしたので気が楽でしたが、念のため、ガイドブックを読み込んで事前準備をしておきました。結果、調子に乗って、英語ガイドの説明以上に詳しく案内をしてしまいました。・・でも、お客様は気が付かず忠実に通訳をしていると思っていて私の株が上がった観光でした(笑)。

 

  5 モンブラン観光で知ったかぶりして案内ミス

 このツアーのハイライト。三名峰の一つ、モンブラン連峰をエギュ・デ・ミディ展望台から見物する観光でした。ガイドは上まで一緒に行かず駐車場で待つので行き方を伝授され、お客様を連れエギュ・デ・ミディ展望台を目指して出発。頂上駅に到着。ガイドから頂上駅から更にエレベータで上がると観光トンネルがありモンブランをバックに素晴らし写真が撮れますよ・・・とガイドから教えていただき、知ったかぶりしてお客様にモンブランをバックにすばらしい写真が撮れるトンネルがあるのでお連れします・・・と云って左手に行き何やらトンネル工事中の看板にぶつかった。ハッ!と案内ミスに気付いたがすでに高い場所まで登ってきておりお客様は息切れをしていたので、引き返えすこともできず、とっさに”現在は工事中のようなので足元に気を付けて交替で写真を撮ってください”と案内した。
 右手に行くべきところを左手に行ってしまったのです。

 いつバレるかとハラハラしながらバスに戻ったところローカルガイドがいかがでしたかと聞いてきた。お客様が工事中の危険なトンネルから写真を撮りましたと答えていた。「まずい!」と思ったがガイドが美しいモンブランの写真が撮れたようですね・・と流してくれたのでミスを隠せた。知ったかぶりはやめよう(笑)。

 

 まだまだ次回に続く・・