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2021年(令和3年)8月15日

 

 食道がん(その-3)

 

 抗がん剤点滴が始まってから数日間は副作用を気にしていましたが便秘とシャックリがいきなり出た程度でした。抗がん剤治療後はたくさん水を飲むように云われていました。シャックリが2日目の夕方5時ころに2時間程度2日間出ました。便秘とシャックリ程度の副作用で良かったです。いずれにしても、副作用を抑える点滴のお陰です。

 その後は副作用もなく順調だったので退院(2週間入院)して2クール目以降は通院治療に切り替わりました。通院で注意することは骨髄抑制(白血球、赤血球、血小板等の減少)で感染症にかかり易い状態なので特に新型コロナ禍においては新型コロナウイルスに感染しないことでした。感染したら間違いなく重症化です。治療中は治療日記(体重、体温、血圧その他気が付いたこと等)を渡されて健康管理しました。また、抗がん剤治療前には健康問診書(検温、体重、血圧、睡眠状況その他)に記入の上、担当医の問診がありました。

 通院治療は毎週月曜日です。朝8時頃に受付して採血⇒健康問診書記入(毎回記入必須)⇒担当医の診断(健康状態と採血の結果をチェック)⇒9:30抗がん剤点滴治療の順で進められ1クールの1回目は15:30までかかりました。昼食は飲み物とパンを買っておいて点滴を受けながら食べました。1クールの2回目投与は抗がん剤が1本なので13:00頃終わりました。ベッドに長時間横になっているのは辛いものです。ベッドわきには無料のTVがあったので助かりました。3クール目以降も同様な治療を受けました。

 2クール目の治療が終わった時点で抗がん剤効果チェックをしました。効果次第では抗がん剤の組み合わせを替えることになり治療期間が長引きます。幸いにも検査の結果は有効でした(\(^o^)/)。始まったばかりなのでどの程度良くなるのかは分からない状況でしたが少し希望が感じられた瞬間で嬉しかったです。初期なので効いたのでしょうか。

 なお、抗がん剤治療中でも副作用がなければ無理をしない限り通常の日常生活は送ることが出来ます。治療は長丁場なので気分転換(治療の一部です)が必須です。軽い適度な運動も奨励されました(免疫力アップ)。主に家の周りの散歩(朝、夕2回)、火曜日の英語サークル(新型コロナ禍で休講日もあった)の参加及び趣味の御朱印集めで千葉県内の神社仏閣廻り(友人の車)程度の気分転換をしていました。また、録画しておいた映画「渥美清の寅さんシリーズ」は私の気持ちをリラックスさせてくれました。年末年始には北海道在住の中学一年生になった双子の孫娘が二人で1週間遊びに来てくれたことも励みになりました。

 

 次回に続く。