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2025年(令和7年)10月1日

 

 水墨画は奥が深い

 

 私は昨年7月に船橋市水墨画愛好会に友人からの誘いがあり入会しました。

 昨年の水墨愛好会は無口で高齢な男性が多くまた会員数も5名と少ない愛好会でした。1年後の今年7月には会員数が8名になりました。しかも男性4名、女性4名の構成です。女性仲間(高齢?)が増えてクラス内は明るくなり自由闊達になりました。

 水墨画は白い紙の上に黒い墨で描く単純なものだと思っていましたがとんでもなく奥の深いものでした。基本技法は点・線・面を筆一つで墨の濃淡で表現をします。

 描くものを良く観察してなるべく躊躇せず筆を運びます。躊躇すると仕上がった時には筆運びの線がはっきり濃淡で現れてきますので描写した印象が変わってしまいます。

 また、三墨法と云って筆毛先に濃墨、中墨、淡墨の3色の墨を含ませることで、1本の筆跡で墨の濃淡のグラデーションを作り出すこともできます。いずれにしても技法的なことを書いても実践しないと分かりませんので私の一年後の作品をお見せします。

 私の作品です。

       

 額に入れるとそれなりに見えますね。

 兎に角、雪舟は凄い人だと改めて感心しました。墨絵は平安時代に禅僧・雪舟が中国で学び帰国後、日本独自な画風を確立させ日本で広まりました。日本の水墨画で有名な画家には、室町時代の「雪舟」を筆頭に、長谷川等伯、俵屋宗達、狩野探幽、仙豪`梵、伊藤若冲などが挙げられます。特に「水墨画の三大巨匠」とされる雪舟、牧谿、狩野探幽は、それぞれが日本の水墨画に大きな影響を与えたとされています。